Zaw Ko Toursのツアーオペレーター・イイモンです。
今回は皆さんにミャンマーの魅力をもっともっとご案内するために、ミャンマー再発見の旅に出かけてきました。
目的地はシャン州東部の町、チャイントン (Kengtung)。
書きたいことは山ほどありますが、まずはチャイントンの紹介から始めたいと思います。
チャイントンはミャンマーのシャン州にある町です。シャン州はミャンマーで唯一、東西南北4つの首都を持っていて、チャイントンは東シャン州の首都です。4つのタウンシップと10の町があり、広さは約31,800平方キロメートル。これは、日本の中国地方とほぼ同じ広さです。
チャイントンは盆地にある町。周囲には標高1,500mから2,000mほどの山々が連なっています。タイ・ラオス・中国の三国との国境に近く、ミャンマーの玄関口として重要な役割を担っています。
そのため、チャイントンで生まれた男性はシャン語・ゴン語に加えてタイ語を話すことができます。むしろミャンマー語はほとんど話されておらず、私もびっくりでした。
そのほか、チャイントンには、空港はもちろんのこと、シャン州最大の刑務所や、東シャン州の主要な軍事施設も置かれています。
「チャイントン」という町の名は、「釈迦に供える米を洗った研ぎ汁が次第にたまっていき、ついには湖になった」という伝説を持つナンドウン湖がその由来です。町自体も「ナンドウン」と呼ばれるようになり、時代が下がるに従って「チャイントン」に音が変化していきました。シャン語で「ナン」は「湖」、「ドウン」は「たまる」という意味です。
チャイントンを訪れる旅行者の一番の目的は、この周辺に暮らす少数民族の村を訪れることです。チャイントンの周囲にはゴン族・ゴ族・ラーフー族・リショー族・シャン族・クイ族等、40以上の少数民族が暮らしており、それぞれが独特の文化の中で暮らしています。トレッキングで数時間かかる山中に暮らす彼らは観光客慣れしていません。少数民族のそのままの姿を垣間見ることができるのです。
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