Zaw Ko 名物ガイド・イイモンのミャンマー観光案内:ミャンマーの祝日編


ミンガラーバー!
Zaw Ko Tours のツアーオペレーター、イイモンです!

最近ブログの更新があまりできず、申し訳ありません。ミャンマー旅行のベストシーズンに備えて、毎日忙しく過ごしているところです。

ミャンマーへ旅行へいらっしゃるなら、やっぱりおすすめは乾季。
10月~2月は日本の秋のような気候で、とっても過ごしやすいんです。
世界各地から多くのお客様をお迎えする時期でもあります。
もしミャンマーへの旅行をお考えなら、早めのご予約をおすすめします!

さて、今日ご案内したいのは、ミャンマー旅行の際に注意したい「ミャンマーの祝日」。
ミャンマーでは、祝日はみんなお休み。
レストランやパゴダは開いていますが、博物館、アウンサン・マーケットなどの観光施設や企業はお休みになってしまいます。

2016年の9月以降の祝日は以下です。

10/16 ダディンジュ満月
11/14 タザウンモン満月
11/24 国民の日
12/25 クリスマス
12/29 カレン族新年

また、使っているカレンダーはミャンマーカレンダー。満月に合わせた祝日は毎年違う日ですし、イスラム教に関する祝日は、直前になってやっと日にちが決まることもあるんです。
ツアー日程などでもしご不明・ご不安な点があれば、ぜひZaw Ko Toursへお問い合わせください!

Zaw Ko Toursでは土・日・ミャンマーの祝日はお休みを頂いております。
また、営業時間は10:00~18:00(ミャンマー標準時)となっております。
お問い合わせにお時間を頂くこともございますので、ご注意ください。

ちなみに、これはついでのお話ですが、ミャンマーでは「月曜日に何かを始めると失敗する」というジンクスがあります。
なので、学校や仕事の始まりに月曜日を避けることが多いんですよ。

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Zaw Ko 名物ガイド・イイモンのチャイントン旅行記⑤

いよいよトレッキングの始まりです!
チャイントントレッキングマップも作りましたので、ぜひ見てみてください!

トレッキングの開始地点は、旅程や宿泊日数によって変わってきます。
マインヤンロード(Mong Yang Road)上の標準的なコースはチャイントンから車で出発し、ピンタウッ(Pin Tauk)村からスタートするもの。
ちなみに前回の記事のワンサン村はマインヤンロードからピンタウッへ入ったところにありますよ。

ピンタウッ村の駐車場に車を停めて、村ののどかな景色を鑑賞しながら歩き始めます。

ただ、今回の私の目的は限られた時間の中で一つでも多くの場所へ訪れること。
そのため、ピンタウッ村を一周してすぐ車に戻り、エン族・アカ族村群がある山のふもとへ。
車が入れない山道からトレッキングスタート!

45分ほど歩いたところで振り返ってみると…この景色!チャイントンの手つかずの自然は本当に素晴らしかったです。
エン族の村が近づいてくると、子供たちがこわごわとよそ者を眺めています。普段、小さなコミュニティの中だけで生きている彼らからは、私は人間にも見えていないのかも…。
でも、飴を配っているうちに段々笑顔が!

エン族の村には学校が全くありません。
男の子は二歳半くらいから三歳くらいまで、健康のために服を着せないで昼間遊ばせる習慣があるのだとか。

女性は14・15歳で結婚するのが普通で、付けられるピアスが大きければ大きいほど結婚しやすいそうです。

民族衣装は黒いものを好んで着ています。
ミャンマーの多くの民族は黒を不吉なものだと思っていますので、そんなとこからも異文化を実感しました。
村の中ではエン族で最も有名な女性に会うことができました。
彼女はタイで出版されたミャンマーの少数民族に関する本で、エン族として写真が掲載された方なんです。
なるほど、確かに素敵な笑顔です。
彼女のお宅で心温まるおもてなしを受けました。
家の中には、家畜のえさとしてトウモロコシを干していたり、もみ殻を煮ていたり、私にとっては珍しいものばかり。
そしてこの家、一面がベランダのようになっていて、こんなに美しい景色が望めるんです。
毎日こんな景色を眺めながら暮らせたら素敵ですよね。
私もここに住みたくなっちゃいました。


これは日本で言えば神社のようなもの。奥にある石は精霊として祀られています。

11月の満月にはこの精霊に関する村独特の面白いお祭りがあるそうで…絶対にまたこの村を訪れたいと思いました。できれば今年の11月に!
もし興味があるお客様はZaw Ko Toursへお問い合わせください。
そして、ついでにツアーガイドはイイモンをご指名頂くと嬉しいです!

名残惜しく思いながら村を離れ、20分くらい歩いたところにある休憩所へ。トレッキング客向けに作られているものなんだそうです。ここで持参したお弁当などを食べて次の村へ向かうことができます。

ただ、時間がない私は一路チャイントンへ!
他のエン族やアカ族の村を訪ねたい気持ちを抑えつつチャイントンへ戻ります。

次はルァイムエ(Loimwe)村を目指してトレッキングです!





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Zaw Ko 名物ガイド・イイモンのミャンマー観光案内:市内バス編

ミンガラーバー!
Zaw Ko Toursのツアーオペレーター・イイモンです。

今回のテーマは「ヤンゴン市内のバスに乗ってみる」。
ミャンマー観光の主な移動手段はハイヤーかタクシー。ミャンマーの市内鉄道や市内バスはローカル向けなので、ミャンマー語が分かっていないと使うのが難しいんです。

ですが、バスはどこでも走っているのでとっても便利。
一味違ったミャンマー観光を楽しみたい方にはおすすめ…かもしれません。
ただ、車掌はミャンマー語のみしか話せませんし、混雑時はスリ被害が起こっています。
もしチャレンジしてみたい方はZaw Ko Toursへご相談くださいね。


まず、バス停。スーレー・パゴダ前がヤンゴンで一番大きなバス停です。

バスが来ました!
額に書いてあるのはバス番号(ミャンマー数字)とバス会社の名前。
このバスは43番、バス会社は「マタダ」です。フロントガラスの上部、緑の部分に書いてあるのが終点。

途中停車駅は、お客さんを呼び込む車掌さんが大声で案内しています。
ちなみにこの43番はスーレー・パゴダを出発して、ガバエ・パゴダ・ロード(Kabar Aye Pagoda Road)に入って北上していきます。主な停車駅はシュエダゴン・パゴダ前、インヤー湖畔(ミャンマープラザ&セドナホテル前)、ガバエ・パゴダ前…などなど。
私たちZaw Ko ToursのオフィスがあるPearl Condominiumもこの沿線上にありますよ!

バスはほとんど他国からの中古車です。日本からのものが多いですが、最近は韓国からの中古バスも増えてきました。

中には大英帝国占領時代からの現役バスも…!


当時の塗装を残しているバスも多いので、日本のお客さんが時々驚いています。

さて、早速乗ってみましょう!

乗組員は呼び込み担当と集金担当の二人組+運転手が基本です。
このバスの呼び込みは「写真だけでもいいから乗ってって~!」
乗車運賃は100チャット~。
行先・バス会社によって違いますが、ほとんどの場所は200チャットで行けます。日本円にすると20円…安いでしょ!

このバスは日本の中古バス。ところどころに日本語が残っています。
バス停が近づいてくると車掌さんがバス停を叫ぶので、「スィンメー!(降ります)」と言うか、ドアの近くまで行くか、とにかく降りる意思表示をしてください。じゃないとスルーされちゃいますよ!

ミャンマープラザ前に到着!
人が集まるところには立派なバス停がありますが、バス停の目印が全くないところもあるんです…。
でも、好きなところから乗れて、好きなところで降りられるゆる~いところもミャンマーのバスのよいところ。


最近は、ICカードの使える公営バス(BRT)も登場しました。
車両はきれいですし、街の中心を回ってくれるので、観光客にも乗り易いかもしれません。運賃は一律300チャットです。

日本と違って、ミャンマーのバスはスリリング!冒険みたいに楽しめます。
ただ、繰り返しますが、車掌はミャンマー語のみしか話せませんし、混雑時はスリ被害が起こっています。もしチャレンジしてみたい方はミャンマー人のガイド・友人などと一緒乗ることをおすすめします。
Zaw Ko Toursでもご相談をお待ちしてますよ!

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Zaw Ko 名物ガイド・イイモンのチャイントン旅行記④

今回ご紹介するのは、前回の最後に出てきたマインヤンロード(Mong Yang Road)上の酒造地ワンサン(Wansan)村。今回は写真を中心にしてお伝えしますね。

このワンサン村では村全体で米酒を造っていますので、村中にお酒の匂いが立ち込めています。
お酒に弱い私は、その匂いだけで酔っぱらっちゃったくらいです。


これは原料の酒米。
びっしり並んでいます。

材料に麹を撒いているところ。

このドラム缶に材料を入れ、下からは火を、上からは冷たい水を入れます。
こうして二時間待つと…。


お酒が!チャイントンのお酒は美味しいことで有名だとか。
度数もかなり強いんだそうですよ!


お酒を手で造っているところをこんなに近くで見ることはなかなか無いと思います。
お酒に興味のない人でも楽しめる観光ポイントです。

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Zaw Ko 名物ガイド・イイモンのチャイントン旅行記③

チャイントンに入って二日目、早速トレッキングスタート!・・・ではなく、その前に必ず寄っておかなければならない場所があります。

それはチャイントン中央市場。

トレッキングに必要な水や食料はここでしか手に入れることができません。訪れる村々にお店は一切ありませんので、そのことを見越してお買い物してくださいね。





トレッキングの準備に欠かせないこの市場は、観光名所のひとつでもあります。
トレッキングを急がない場合は、一二時間かけてゆっくり見て回るのもオススメです。


売っているものは新鮮な野菜や肉などはもちろん、チャイントン名物の黒豚ソーセージ、シャン州特産の豆腐やお菓子などなど。毎日活気に溢れています。


様々な少数民族が買い物に訪れている姿を見ることもできます。周辺の少数民族の装飾品や服のお店もありますよ。


また、ラーフー族のポーターさんの姿も目立ちます。
大体1,000Ks~(US$1)で荷物を背負って運んでいるのだとか。
トラックと市場のお店まで大荷物を運びます。
とっても重そう!おばあさんが多くてハラハラしました。
もうひとつ重要なことがあります。
それはこの市場で、訪れる村々へのお土産を買っていくこと。
自分たち民族の暮らしを静かに守っているそれぞれの村に、突然訪れる時はやはり手土産が必要です。
同行ガイドと相談しながら買っていってくださいね。
市場に売っているミャンマーの漢方薬が特に喜ばれますよ。

さて、早速旅の始まりです。
今回はできるだけたくさんの場所を訪れるため、まずは車での移動。チャイントンを北上するマインヤンロード(Mong Yang Road)では、畑仕事に精を出す人びとに出会うこともできました。


次はこのマインヤンロード上にある有名な酒造地をご紹介します。
お酒好きの皆さん、注目ですよ!


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